成分や効能が市販薬と似た「OTC類似薬」を処方された患者に追加負担を求める新制度を巡り、全国保険医団体連合会(保団連)は17日、制度の撤回を求める11万143筆の署名を国会内で厚生労働省の担当者に手渡した。
新制度は、がんや指定難病の治療に関連する薬は負担の対象外とする。署名提出に付き添った関節リウマチ患者の渡辺義久さん(64)は「がんや指定難病にのみ慢性的な痛みがあるわけではない。病名で形式的に線引きすべきではない」と強調。別の参加者は「生活が苦しく、医療を受けるのが難しい人が今でもいる。負担が増えればそうした人たちを医療からさらに遠ざけてしまう」と訴えた。
厚労省の担当者は「(追加負担対象の)線引きが十分かどうか、制度開始後に実態を見ながら議論したい」と述べた。
来年3月から開始する新制度は、花粉症治療に使うアレグラ錠など約千品目のOTC類似薬を対象に、自己負担に薬剤費の25%を上乗せする。























