札幌市で見られた「中秋の名月」=25日午後6時11分
 札幌市で見られた「中秋の名月」=25日午後6時11分

 旧暦の8月15日に当たる25日、「中秋の名月」が夜空にくっきりと浮かんだ。北海道や九州を中心に、天候に恵まれた地域では、まん丸の月が輝き、秋の気配を感じる一夜になった。

 札幌市中心部の大通公園にある観光名所「さっぽろテレビ塔」の周辺では、道行く人が夜空を見上げ、テレビ塔と月を絡めて写真を撮る姿が見られた。

 同市中央区の中島公園で、天文ファンの仲間と月の観賞をしていた北海道小樽市の工藤高広さん(63)は「雲はあるけどほとんどかからず、めでるにはちょうどよい名月となった」と笑顔で話した。

 旧暦の8月15日は、空気が澄んで1年で最も月が美しい日とされ、月見をする風習がある。