神戸市は25日、同市中央区のポートアイランド東部にあるコンテナターミナルで、要緊急対処特定外来生物「コガネヒアリ」の女王アリ約20匹や働きアリ約2万匹などが見つかったと発表した。ヒアリの一種で、国内での確認は初めて。環境省や市は定着を防ぐため、発見場所や周辺での防除と調査を続ける。人的被害は報告されていない。
コガネヒアリはアメリカ南西部やメキシコ北部原産。夜行性で土中や石の下に巣を作るとされる。毒針があり、刺されるとアナフィラキシーショックを引き起こす危険がある。
環境省の定期調査を担う事業者が14日、コンテナの側面や近くの地面を移動する1500匹ほどの働きアリを発見した。17日にコンテナをつり上げると、底面や地面から女王アリや卵や幼虫を運ぶ働きアリ、羽アリ約500匹が見つかった。コンテナ内にはいなかったという。
環境省や神戸市はコンテナを動かして液体の殺虫剤をまくなどし、周辺でも殺虫剤入りの餌を使って駆除を実施。7月15日の定期調査ではコガネヒアリは確認されておらず、侵入経路は分かっていない。同省は今月28日にも再び調査を予定している。(篠原拓真)























