熊野本宮大社の「献湯祭」で「一番湯」を大だるに注ぎ入れる宿泊施設の代表者ら=26日午前、和歌山県田辺市
 熊野本宮大社の「献湯祭」で「一番湯」を大だるに注ぎ入れる宿泊施設の代表者ら=26日午前、和歌山県田辺市

 和歌山県田辺市の世界遺産、熊野本宮大社で26日、大社近くの熊野本宮温泉郷の湯を神前に供えて自然の恵みに感謝し、地域の繁栄を願う「献湯祭」が行われた。温泉郷の宿泊施設の代表者らが、泉源からくんだ「一番湯」を本殿前に置かれた大だるに注ぎ入れて祈願した。

 熊野本宮温泉郷は、熊野詣での参拝者が湯で身を清めたとされ、世界遺産に登録された「つぼ湯」がある湯の峰温泉をはじめ、川湯温泉、渡瀬温泉の三つからなる。

 参列した地元観光協会の会長名渕敬さん(62)は「人々は昔から温泉で体を清めて疲れを癒やした。熊野を訪れ、温泉で身も心も癒やしてほしい」と話した。