イランのアラグチ外相(左)と握手する中国の王毅外相=5月、北京(新華社=共同)
イランのアラグチ外相(左)と握手する中国の王毅外相=5月、北京(新華社=共同)

 【ワシントン共同】米CNNテレビは25日、イランが衛星画像などに関する中国側からの支援を得て、無人機やミサイルによる攻撃の精度を大幅に向上させたと米当局が分析していると報じた。中東地域の米軍駐留拠点やホルムズ海峡の通航船舶の動向を効果的に把握し、的確なタイミングで標的を狙うことが可能になったとしている。

 中国政府がイランへの支援を指示しているのか、黙認しているだけなのかについては、米当局者の間でも意見が割れているという。イランは7月にヨルダンの米軍駐留基地を攻撃した際、中国から高解像度の衛星画像を事前に入手していたと既に報じられたが、より幅広い局面で支援を活用している可能性がある。

 CNNによると、米当局者らは、イランが中国側の衛星画像や位置情報を基に、米軍関連の標的やホルムズ海峡の船舶の動きを以前よりもはるかに正確に把握する能力を高めたと分析。中国から軍事転用可能な物資を輸入することで、継戦能力も高めているとした。