愛知・名古屋アジア大会の陸上女子400m予選に25日、名古屋市に留学中の高校1年陳イーシェン(16)が台湾代表として出場した。来日からもうすぐ1年。「楽しく走ることができた」。大会前に足のけがに見舞われ惜しくも予選敗退となったが、はつらつとした笑顔を見せた。
「将来有望な子がいるよ」。中京大中京高(名古屋市)の陸上競技部で短距離を担当する佐橋弘晃顧問は、台湾の陸上界とつながるコーチ仲間から話を聞き、中学1年だった陳の走りを動画で見た。画面から力強さが伝わり印象に残った。
「日台を盛り上げてくれる選手になってほしい」。昨年2月以降3回台湾に渡り、両国で本人や両親らと面会を重ね、留学が実現。昨年11月に来日し、市立中を卒業後の今年4月から、同校で寮生活を送る。
特徴は後半にかけても落ちないスピード。5月、香港であった陸上U20(20歳未満)アジア選手権で2位につけ、アジア大会の台湾代表が決まった。
25日の予選では、自己ベストより約3秒遅れ、フィニッシュの後は足を引きずるようなそぶりも見せたが観客席に一礼して手を振った。























