新潟市を拠点とする地域航空会社トキエアが、新潟県からの融資約11億円について、今年10月末まで1年間延期していた返済開始時期をさらに延期し、黒字転換後とするよう県と調整していることが26日、関係者への取材で分かった。
関係者によると、トキエアから県側に事業説明や相談があった。6月の県議会で花角英世知事は、返済猶予に関し「仮にトキエアから相談があった場合、適切に対応する」と答弁していた。
26日、新潟市で開かれたビジネスセミナーに登壇した同社の長谷川政樹代表取締役は「必要となるパイロット数を確保でき、今後提供座席数を増やすことができる」と話し、収益改善の見通しを強調した。取材に返済延期に関し「県の判断。コメントはできない」と述べた。
トキエアは2020年に設立。小型プロペラ機で新潟と丘珠(札幌)、中部、神戸を結ぶ。22年に県から約11億6千万円の融資を受けており、昨年秋に返済期限を迎えたが、返済開始を1年延長していた。26年3月期の純損益は約24億円の赤字で、債務超過額は約29億円。























