【ベルリン共同】ドイツのシュタインマイヤー大統領は3日、東西ドイツ統一から36年となったことを祝う北部ブレーメンでの式典で、反移民の極右「ドイツのための選択肢(AfD)」の台頭を念頭に、民主主義や国民の団結が脅かされていると警告した。AfDは先月の旧東ドイツ地域2州の議会選で第1党となり、勢力を拡大した。

 シュタインマイヤー氏はAfDの名指しを避けながらも「他者を嘲笑し脅迫する過激派勢力の耐えがたい政治的扇動が自由や民主主義だけでなく、われわれの団結を脅かしている」と述べた。

 有権者の投票行動について「統一後、再建や刷新への努力が重ねられたのに、政治体制への不信を表明した」と指摘。政府に対し、着実で粘り強い政策を通じて民主主義を守り抜くよう求めた。