【ジュネーブ共同】世界気象機関(WMO)は8日、南米ペルー沖から西の海域にかけて海面水温が高い状態が続くエルニーニョ現象について、今後も発達し、1950年以降で最も強い水準の一つとなる可能性があるとの予測を発表した。世界の広い範囲で高温となり、干ばつや洪水のリスクが高まる恐れがあるとしている。

 WMOによると、エルニーニョの発達状況を監視する主要な海域では、今年10~12月の海面水温が平年を約3・7度上回り、観測史上最高となる見通し。これまでの最高は2015年11月~16年1月の約2・6度だった。エルニーニョは今年12月ごろにピークを迎え、来年2月まで続く確率はほぼ100%だという。