1300年以上続く伝統漁「長良川鵜飼」が15日、岐阜市で閉幕した。今季は5月11日に始まった。市によると、ハイシーズンの7月下旬から8月中旬に水位の低下で大人数が乗る船を運航できない日があり、乗客数は伸び悩んだ。高級観覧船を導入するなど新たな取り組みもあったが、前年比0・7%減の8万4892人にとどまった。
閉幕日の15日午後8時ごろ、観覧客の前に伝統装束に身を包んだ鵜匠の乗った船が到着。船主に掲げたかがり火が暗闇を照らし、川面に揺れる幽玄な光景に酔いしれた。鵜匠が巧みな手縄さばきでウを操り、アユを捕らえると歓声があがった。
市によると、当初はインバウンド(訪日客)を含め売れ行きが堅調だったが、夏場に降雨量が減り水位が低下。予約枠を絞って対応した。
乗客数は昨年まで、新型コロナウイルス禍の落ち込みからの回復が続いていた。
長良川鵜飼は国の重要無形民俗文化財に指定されている。市は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産登録を目指している。
























