沖縄県名護市辺野古沖の大浦湾で、くい打ち作業をするクレーン船=2024年8月
 沖縄県名護市辺野古沖の大浦湾で、くい打ち作業をするクレーン船=2024年8月

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設で、軟弱地盤改良のためのくい打ち作業が4カ月中断していることが20日、防衛省沖縄防衛局への取材で分かった。台風シーズンの安全確保で作業船が退避しているため。4年ほどで約7万1千本を打ち込む計画だが、昨年1月下旬の着手から今年9月末までの実績は約9500本で、工期の遅れを指摘する声は根強い。

 軟弱地盤は辺野古東側の大浦湾に広がる。今のペースで単純計算すれば間に合わない。古謝玄太知事は17日、辺野古の工事現場を視察後、県庁で記者団に「工期は守ってほしい」と述べていた。

 防衛局の担当者は、現時点で遅れは生じていないと説明した。