北海道は22日、安定的なサケ増殖事業を目指す事業者や有識者らでつくる検討会で、資源回復に向けた中期的な対応方針について意見を取りまとめた。道内の秋サケ漁獲数の大幅減少を受け、人工的にふ化させた稚魚放流の規模見直しや親魚の確保策を強化する。
取りまとめでは、海水温の上昇や餌となるプランクトンの減少が稚魚の成育にとって好ましくないと指摘。海洋環境と要因解明の調査研究を実施するとした。事業者からは「遊漁者がサケ釣りをする河口にも規制が必要だ」との意見が出た。今後、地域ごとに具体的な対応策を検討する。
25年の道内の秋サケ漁獲数は、前年比約64・1%減の約561万6千匹。最盛期だった03年の約10分の1に落ち込んだ。
























