米IT大手メタのロゴ=19日(ロイター=共同)
 米IT大手メタのロゴ=19日(ロイター=共同)

 【シドニー共同】米IT大手メタが運営する交流サイト(SNS)のフェイスブックやインスタグラムで有害なコンテンツにさらされたり、依存状態に陥ったりするなどの被害を受けたとして、オーストラリアの利用者らが同社に損害賠償を求め、連邦裁判所に集団訴訟を起こした。オーストラリアン・フィナンシャル・レビュー紙が22日、伝えた。

 原告代表の8人は、両SNSが利用者の依存度を高めるように設計され、18歳未満の時に利用し被害を受けたと主張している。連邦裁判所は、原告のプライバシー保護を念頭に、原告の身元や訴状の内容に関する情報の公表を制限する命令を出しており、損害賠償の請求額を含む詳細は明らかになっていない。

 メタ側は声明で「断固として争う」と表明した。メタは8月、子どものSNS依存を巡る米国での訴訟で、最大180億ドル(約2・8兆円)の和解金を支払うことで52の州・地域と合意した。

 オーストラリアは昨年、世界に先駆けて16歳未満のSNS利用を禁止する法律を施行した。