トヨタ自動車は28日、子どもも乗れる入門用レーシングカート「GRカート」を生産する愛知県蒲郡市の専用工場に、人工知能(AI)を活用した溶接作業用ロボットを導入したと発表した。通常、2~3週間を要する溶接作業の期間が3日間に短縮できたという。
工場でロボットの動作のデモを報道公開した。ロボット技術は安川電機と共同開発し、カートのフレーム製造に使っている。溶接画像や音声データなどを学習したAIを搭載し、マイクやセンサーで部品の状態を確認し、自動で作業を進める。品質や強度向上、コスト削減にも寄与した。
9月に発売したGRカートの希望小売価格は38万5千円で、一般的な市場価格を大幅に下回る。受注は堅調だという。担当部門の伊東直昭主査は、記者会見で「競技人口の拡大に期待したい」と話した。























