総務省消防庁は28日、今年5~9月に全国で7万7638人が熱中症で搬送されたとの確定値を発表した。過去5番目の多さ。過去最多の10万510人だった前年を大幅に下回った。死者は120人。搬送者数の59・7%を65歳以上の高齢者が占めた。

 消防庁は「6月と9月に雨が多く、外出する人が減り、搬送者数が抑えられた可能性がある」と分析している。一方、5月の搬送者数は4176人で過去2番目に多かった。

 都道府県別の搬送者数は、大阪が6460人で最も多く、東京5981人、愛知5111人と続いた。ほとんどの都道府県で前年を下回ったが、福岡と熊本のみ増加した。

 3週間以上の入院を必要とする重症は2055人だった。