政府は30日、ガソリン価格の上昇を抑える補助金の財源として、2026年度予算の予備費から1兆1458億円の支出を閣議決定した。財源となる基金を積み増し、補助金の支給を当面続ける。段階的な縮小を12月に始める。
レギュラーガソリン1リットル当たり170円程度としてきた目安の基準価格を、12月から毎月5円ずつ引き上げる。政府は支給自体の終了も検討しているが、現時点では時期を示していない。
基金の残高は9月末時点で約5600億円。積み増しには、26年度補正予算で2兆5千億円を確保した「中東情勢等対応予備費」を活用する。支出後の予備費の残額は7358億円となる。
ガソリン補助金の縮小と同じ12月に始める電気・ガス料金補助のうち、ガス代は使用量1立方メートル当たり12月は4円を、来年1月と2月は18円を支援する。赤沢亮正経済産業相が閣議後の会見で明らかにした。電気代は1キロワット時当たり12月に1円を、来年1月と2月に4・5円を補助。標準的な家庭の場合、3カ月で7千円程度の負担軽減になる。























