【サライナ共同】数千人を前に、長広舌は1時間半近くに及んだ。米共和党の地盤、中西部カンザス州のサライナで1日、中間選挙前最後の集会に臨んだトランプ大統領。「勝利すれば米国第一は今後も毎日続く」。熱狂的な支持層「MAGA(米国を再び偉大に)」派を必死に鼓舞する姿には焦りもにじんだ。
「投票しないという人は手を上げて」。登壇したトランプ氏は支持者らに投票に行くよう念押しした。各地で勢いづく民主党の候補を「変人」「悪党」と罵倒し、不法移民の急増や治安悪化を招くと恐怖感をあおった。
地元の機械整備業エリックさん(53)は、イラン攻撃は核武装阻止のために必要だったとトランプ氏を擁護する。「燃料費高騰が商売に響いてはいるが、指導者として素晴らしい」。
一方、会場付近では数十人がプラカードを手に抗議。民主党で台頭する急進左派の政治団体、米国民主社会主義者(DSA)のメンバーだというマックス・ウェルブロックタリーさん(32)は「生活費高騰にあえぐ労働者層や、拘束を恐れる移民たちの声を頻繁に聞く」と話した。























