寄付された母乳(ドナーミルク)を低体重で生まれた乳児に提供する「母乳バンク」について、名称も内容も知っている母親は31・0%だったことが、子ども用品メーカー「ピジョン」(東京)の調査で分かった。2025年(30・4%)からわずかに増えたが、使用に抵抗を感じる人も少なくなかった。運営を支援する同社は「周知を進め、不安の低減につなげたい」としている。
6月にインターネットで実施。妊娠中の女性や2歳以下の子どもがいる父母ら計1032人が回答した。名称も内容も知らない母親は26・6%。父親は母親に比べて認知度が低かった。
母乳は、低体重児がかかりやすい病気の罹患を抑える効果があることが研究で確認されている。国内でドナーミルクが必要な新生児は推計で年5千人。25年度は乳児1401人が提供を受けた。
調査では、母親の55・4%が利用に「抵抗を感じる」と回答。病気がうつることへの不安などを理由に挙げた。























