「ふれあいの森」でカブトムシを手にする哀川翔=11日、東京都墨田区
 「ふれあいの森」でカブトムシを手にする哀川翔=11日、東京都墨田区

 夏の人気イベント「大昆虫展in東京スカイツリータウン」(12日~9月1日)のプレス発表会が開かれ、アンバサダーを務める俳優の哀川翔が登場。見どころにカブトムシに直接触れる「ふれあいの森」を挙げ「たくさん触ってもらいたい」と来場を呼びかけた。

 触るこつについて「ゆっくりね。あまり強く触るのはだめ」と哀川が話すと、国立環境研究所の五箇公一さんが「節でつながっているので、(強く触ると)脚がもげてしまう。角は短い方を持って」とアドバイスした。

 飼育上手として知られる哀川。体長90ミリの大きな成虫を育てるべく挑戦を続けているが、今夏は難しいのだとか。敵は暑さだといい、「(幼虫が)春に目覚めた時に、あまり成長が早くならないように、クーラーをつけて頑張っているけれど…」と嘆いた。「いくら室内を25度にしても、昆虫は(外気の)30度を感じ、すぐさなぎになっちゃう」と話した。

 暑さ対策について「人工的にやり過ぎても良くない。でもなんとかならないかといろんな人に聞いています」と熱心さをうかがわせた。

 イベントには漫画家の伊奈めぐみも出席した。

 入場料は高校生以上1200円、3歳以上の子ども800円。土日祝と8月8~16日は高校生以上1300円、3歳以上の子ども900円。親子券も販売。