トークショーに登場した梅宮アンナ=東京都港区
 トークショーに登場した梅宮アンナ=東京都港区

 乳がんを患ったことを公表しているタレントの梅宮アンナが、東京都内で開かれた女性の健康課題に向き合うトークショーに登場した。昨年、乳がんの一種「浸潤性小葉がん」のステージ3と診断されたことを明かし、闘病生活を交流サイト(SNS)で発信してきた。「リアルに治療がどういうものなのかを説明するのが私の役割だと思った」と話した。

 受診のきっかけは「左右の胸の大きさに差が生じていることに気付いた」ため。抗がん剤治療や手術、放射線療法を経て、現在はホルモン剤などの服用を続け、体調は「不安定な状態がない」と胸を張った。

 今年5月には、出会ってから10日の男性と結婚したことを公表。「まさかの結婚でした」と自身でも驚きつつ、「免疫力がアップしました」と晴れやかな表情を見せた。

 治療を通じ「気持ちを上げるのも下げるのも自分次第」と気付き、病院には明るい印象の服装で行くという。周囲の人から「派手な格好をしている」と言われることも覚悟したが、「そうすることで病院の中も明るくしたかった」とアンナ流の生き方を語った。

 登壇したのは、はなさく生命保険の「I’m OK? PROJECT」トークショー。