集合写真撮影を待つブリンケン米国務長官(前列左端)、フランスのバロ外相(同中央)、イタリアのタヤーニ外相(同右端)ら=26日、イタリア・フィウッジ(ロイター=共同)
 集合写真撮影を待つブリンケン米国務長官(前列左端)、フランスのバロ外相(同中央)、イタリアのタヤーニ外相(同右端)ら=26日、イタリア・フィウッジ(ロイター=共同)

 先進7カ国(G7)は26日閉幕した外相会合でウクライナ支援や中東情勢を巡り改めて協調姿勢を打ち出したが、来年復帰するトランプ次期米大統領が1期目に巻き起こした「嵐」への警戒感は否めない。民主主義陣営の結束が揺らげば、中国やロシアによる新たな国際秩序の構築を加速させることになりかねず、G7は再び試練を迎える。