愛知・名古屋アジア大会の主な課題
 愛知・名古屋アジア大会の主な課題

 2026年に愛知県と名古屋市で共催するアジア大会が、経費や宿泊計画など大会の根幹を揺るがす難題に直面している。複数の関係者によれば、準備の遅れに不満を募らせたアジア・オリンピック評議会(OCA)は、愛知県の大村秀章知事が会長を務める大会組織委員会に対し、運営準備の原則を定めた「開催都市契約」を順守するよう要請し、18項目に及ぶ異例の覚書まで締結。開幕まで2年を切り、予断を許さない事態にある。