土葬可能な墓地のある主な自治体
　土葬可能な墓地のある主な自治体

　日本で暮らすイスラム教徒（ムスリム）が増え、宗教的に不可欠な土葬墓地を望む声が高まりつつある。外国人労働者の受け入れ拡大へ新設を検討する自治体がある一方、衛生上の点から反対する首長も。火葬が一般的な日本では土葬墓地は限られる。「いずれ埋葬してほしいが、墓がない」。永住も視野に入れるムスリムたちは、将来への不安を募らせている。