「御神渡り」が出現しなかった回数
 「御神渡り」が出現しなかった回数

 長野県の諏訪湖で冬に湖面の氷に亀裂が入り、うねるような筋がせり上がる自然現象「御神渡り」の出現頻度が近年、激減している。地球温暖化に伴い、2018年を最後に7季連続で確認されていない。約580年間の記録を読み解き、観察を続ける八剣神社(諏訪市)の宮坂清宮司(74)は「身近な環境への影響から気候変動の問題を考えてほしい」と訴える。