JAXAの実証実験イメージ
 JAXAの実証実験イメージ

 水田から排出される強力な温室効果ガスのメタン削減に農家が取り組みやすくなるよう、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が人工衛星を使った実証実験を始めた。稲を育てている間に田んぼの水を抜くとメタン発生を減らせるため、水の有無をレーダーで観測する。削減分は売買可能な「クレジット」となり、地球温暖化対策と農家の所得向上につながりそうだ。