パテンティクスの研究所で作業する従業員＝２月、滋賀県草津市
　パテンティクスの研究所で作業する従業員＝２月、滋賀県草津市

　電気自動車（ＥＶ）の電力制御に使われ、今後の需要拡大が期待できるパワー半導体向け先端材料の一大拠点を滋賀県につくる「琵琶湖半導体構想」が動き出した。立命館大発のスタートアップ企業「Ｐａｔｅｎｔｉｘ（パテンティクス）」（滋賀県草津市）が主導。周辺企業や自治体と連携を進め、２０２７年の材料量産を目指す。