与野党が半年ぶりの党首討論に臨んだ。石破茂首相(自民党総裁)と立憲民主党の野田佳彦代表は、トランプ米政権の関税措置を巡り議論。野田氏は直面する「国難」への提言に重きを置き、対決色が薄い討論となった。一方、物価高対策として注目される減税は取り上げず、党内に賛否両論を抱える両氏の難しい立場が浮かんだ。双方とも安全運転に徹し、減税議論を避けた形だ。
与野党が半年ぶりの党首討論に臨んだ。石破茂首相(自民党総裁)と立憲民主党の野田佳彦代表は、トランプ米政権の関税措置を巡り議論。野田氏は直面する「国難」への提言に重きを置き、対決色が薄い討論となった。一方、物価高対策として注目される減税は取り上げず、党内に賛否両論を抱える両氏の難しい立場が浮かんだ。双方とも安全運転に徹し、減税議論を避けた形だ。