ダーヒンニェニ・ゲンダーヌさん(北海道立北方民族博物館提供)
 ダーヒンニェニ・ゲンダーヌさん(北海道立北方民族博物館提供)

 太平洋戦争では、樺太(現サハリン)の北方少数民族も日本軍に「召集」され、任地や戦後の抑留で命を落とした。正確な犠牲者数は分からないまま、今ではその史実も忘れ去られつつある。彼らの元上官を父に持つ男性は、神戸市で慰霊を続けている。「彼らの存在を知ることが反戦につながる」との思いからだ。