加藤寛さん
加藤寛さん

 ミャンマーには2回行った。1度目は四十数年前、大学を卒業し国家試験の結果発表前。当時はビルマと呼ばれ、鎖国に近い状況で外国人の入国は1週間だけに制限された。日本と同じ狭軌の鉄道を走る汽車は頻繁に止まり、目的地の古都パガンに行くのに丸2日。衛生状態は最悪で蠅(はえ)のたかる食事に絶望したのを記憶している。