カナダの公園で見かけた遊具がスグレモノだった!(@bebeshamaさん提供)
カナダの公園で見かけた遊具がスグレモノだった!(@bebeshamaさん提供)

カナダの公園にある「めちゃくちゃ感動」する遊具がSNSで注目されています。それは、親子で向かい合って乗ることができるブランコ。「すごい!乗りたい!」「めっちゃいい」「地獄の背中押し作業からの解放」などの反響が相次いでいるこのユニークな遊具について、X(旧Twitter)に投稿した「ぐねりinカナダ絵日記」(@bebeshama)さんに聞きました。

そのブランコは、U字型のポール2本が逆さまにチェーンで吊り下げられたような形。ポールの先端にはそれぞれ小さな子供がすっぽり収まる椅子と、一般的なブランコのように大人も座れる板状の椅子が取り付けられています。

「顔見てお話ししながら親子でゆらゆらできるブランコ」

「子どもの背中を一生押すだけの地獄作業から解放され、かつ自分もブランコ楽しめる」

ぐねりさんは写真とイラストを交えて、そんな風に紹介しました。

ぐねりさんはカナダ人の男性と結婚したのを機に、2018年にカナダへ移住。2年間モントリオールに住んだ後、現在は夫の故郷であるサグネという町で暮らし、「サグネのぐねぐね道」というブログで異国での日々を軽快なタッチで発信しています。

ちなみにカナダではこのブランコが当たり前なのかというと実はそうでもないらしく、ぐねりさんは「サグネの町が比較的新しいのが理由かもしれません。他のカナダの地域の方からは『全然ない』というお声もありました」と話します。

一方、投稿へのリプライなどから、日本でも生駒山上遊園地(奈良)や佐野植物公園(大分)などの施設に、同じコンセプトで形がちょっと違うブランコが設置されていることが判明。少しずつ広まっているのかもしれませんね。

(まいどなニュース・黒川 裕生)