寒さ対策のマストアイテムといえば「使い捨てカイロ」。手軽に持ち運べて便利ですが、「肌着に貼ったまま」「ポケットに入れたまま」でうっかり洗濯してしまった経験はありませんか?泥スッキリ本舗の公式インスタグラムアカウント(@sukkiri_sentaku_kaji)が、そんな時の対処法について詳しく紹介しています。
■カイロの錆がついたら、つけ置きorクリーニング
カイロを洗濯してしまうと「どうしよう…」と慌ててしまいそうですが、袋が破れて中身が出ていなければさほど心配ありません。すぐにカイロを取り出しましょう。一緒に洗ってしまった服は、見た目に問題なければそのまま干してもOKとのこと。
袋が破れていなくても、濡れたまま放置するなどでカイロの鉄粉と水が反応し、錆びて「茶色いシミ」が衣類につくこともあります。その場合は、ドラッグストアやホームセンターで比較的手軽に手に入る「還元型漂白剤」を使ってつけ置きするか、クリーニングに出すのがおすすめ。「還元型漂白剤」は白物衣料専用のため、色柄物の場合は「酸素系漂白剤」を使用しましょう。
【還元型漂白剤でつけ置きする方法】
①汚れの程度や素材の特性に応じて40~50°Cの洗剤液を作る。
②30分~2時間程度つけ置きする。
③よくすすいでから通常洗濯を行う。
■袋が破れてしまった場合は、洗濯機内の掃除が必須
袋が破れてしまった場合は要注意です。カイロの中身は「鉄粉、活性炭、保水剤、水、塩類」で、これらの粉末が出てしまうと洗濯機の内部で「錆や故障の原因」になります。また、衣類についてしまうと生地を傷めたり錆の汚れがつく可能性も。そのため、以下の流れで対処しましょう。
①洗濯機にこぼれたカイロの中身を拭き取るか、乾いてから掃除機で吸い取る。
②その後、洗濯槽洗浄を行って洗濯機内部に残ったカイロの中身を洗い流す。
※念のため洗濯機メーカーに相談するのが安心。
③衣類についた中身の粉末を水でよく洗い流す。
▽出典:泥スッキリ本舗 公式インスタグラム/使い捨てカイロを洗っちゃった時の対処法