普段何気なく行なっている洗濯※画像はイメージです(Konstantin Yuganov/stock.adobe.com)
普段何気なく行なっている洗濯※画像はイメージです(Konstantin Yuganov/stock.adobe.com)

普段何気なく行なっている洗濯ですが、水の温度によって汚れの落ち方が違うってご存知でしたか?泥スッキリ本舗公式インスタグラム(@sukkiri_sentaku_kaji)が洗濯の効率をグーンと上げる水の温度について解説しています。

■せっかく洗うなら、効率よく綺麗にしたい!

▽ 汚れ落ちのメカニズムと水温
水温が汚れ落ちに影響する理由は洗剤の働きにあるのだそう。洗剤に含まれる酵素は、約40°Cで活性化し、汚れを分解する力が強まるとのこと。油汚れなどは、温度が高い方が溶け出しやすくなるが、温度が高すぎると酵素が失活してしまい十分な洗浄効果を発揮できないそう。
※ デリケートな素材は、低温で優しく洗うのが基本。

▽ 素材別の最適な水温
① 綿・麻素材
あまり高温で洗うと縮むことがあるので、40°C程度のお湯で洗うのがおすすめ。
※ 汚れがひどい場合は、浸け置き洗いをすると効果的。
② ポリエステル・ナイロン素材
熱に弱い素材のため、お湯で洗うと縮んだりシワになる恐れがあるため、30°C以下の水がおすすめ。
※ 乾燥機にかける際は低温設定に。
③ シルクやウール素材
お湯で洗うと縮みや傷みの原因になるので、洗う時は30°C以下が目安。
④ 色落ちしやすい濃色の衣類
デニムや濃い色のシャツなどは洗濯する水温が高ければ高いほど色落ちしやすくなるので30°C以下の水で。

▽ 汚れの種類と水温
①泥汚れ
40°Cぐらい。
②油汚れ
43°Cぐらい。
③ 血液汚れやタンパク質汚れ
40°C以下もしくは水。

水の温度によって汚れ落ちが大きく左右される洗濯ですが、効率よく洗濯するために「素材」「汚れ」それぞれの種類に合わせて適切な水温を選んでみては如何でしょうか。

▽出典:泥スッキリ本舗公式インスタグラム/気をつけてる?水の温度で洗濯効果アップ