おうちに迎えられたころ。神秘的な容姿が素敵なクウちゃん(画像提供:Daiさん)
おうちに迎えられたころ。神秘的な容姿が素敵なクウちゃん(画像提供:Daiさん)

「ウチには妖怪『結露舐め』がおる…」

そんな怪談話がはじまりそうな一文とともにXユーザーのDaiさん(@daisuke_coffee)が投稿した写真が話題になっています。そこに写っているのは、愛猫の「クラウディ」くん(3歳)。普段は「クウ」ちゃんと呼ばれています。

クウちゃんは、飲み物の入ったプラスチックカップに首を伸ばし、表面にできた結露をペロリ。冷たい水滴を舐めるその姿は、とてもおいしそうです。この投稿には6.3万件超の“いいね”が集まり、一夜にして“時の猫”となったクウちゃん。このあと、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

■「だっておいしいんだもん!」 水も氷も大好き

ーー撮影時の状況について教えてください。

「コンビニでアイスラテを買って来て、テーブルの上に置いたところ、カップについた水滴を舐めていました。普段から水滴や氷を舐めるのが好きな子で、冬場は窓についた結露も舐めます。見ていて『また舐めてるな』と思いました」

ーーこのあと、どうなりましたか。

「妻と僕、ふたつのカップの表面を順番に舐めていました。だいたい舐め終わると、こちらを振り返って『まだ足りない』とアピールを始めます。小さな氷を1個あげるとおいしそうに舐め尽くしました。そして満足したのか、お気に入りの場所へ戻っていきましたね」

ーークウちゃんは、どんな性格ですか。

「いつもフワフワ浮かんでいる雲のようにマイペースです。加えてコミュ力お化けでもあります。クウはヨーロピアン・バーミーズという猫種で、血のつながったサニーとレイニーという兄弟と一緒に暮らしています。最初はサニーとレイニーの2匹を先に迎え、その2カ月後にクウを迎えたためか、当初はふたりから新入り猫と認識され威嚇されました。ですが、クウはどこ吹く風でまったく気にせず、ふたりに近づいて仲良くなろうとしていました。そのおかげで、今では兄弟のなかで中心的な存在になっています」

クウちゃんの“妖怪ペロリ”ぶりに、思わず笑顔になる声が続々と集まりました。

「ぺろリスト」
「久しぶりに笑った」
「かわいい妖怪です」
「人間の私もこれします」
「うちの猫もやりますわ」
「おいしそうでかわいい」
「もはや、結露になりたい」
「その妖怪うちにも出没します」
「ちゃんと水分補給しててえらい」

(まいどなニュース特約・梨木 香奈)