オックスフォード大で修士号を取得したしのさん(しのさん提供)
オックスフォード大で修士号を取得したしのさん(しのさん提供)

日本の最高学府として知られる東京大学。多くの学生が卒業後にエリートコースを邁進するが、中には一定数の中途退学者も存在するようだ。

今、SNS上で大きな注目を集めているのはしのさん(@shino1609)の退学のケース。

しのさんは高校卒業後、イギリスのオックスフォード大に進学。しかし受験の時期やシステムが日本と異なり、奨学金の合否も夏以降でないとわからなかったので、ひとまず東大に通った期間があるということだ。

この度、オックスフォード大を卒業し、進路も決まったため4年間休学していた東大を晴れて中退。「退学 4年間無料で休学させてくれた懐の深さに感謝……」と校門を前に撮影した写真に対し、SNSユーザー達からは

「このポストだけ見て心配しましたが、海外で修士号を取られたんですね ほっとしました 」
「東大入学の価値は永遠に消えないし、これは勝ちパターンや」
「履歴書の欄時系列面白そう」
「もったいなーと思ったら化け物やった」
「東大が滑り止め概念初めて」

など数々の驚きの声が寄せられている。

現在、オランダに移住しソフトウェアエンジニアとして働き始めたしのさん。前向きな理由で休学、中退するケースもあるのだとあらためて思い知らされるエピソードだった。

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)