おばあちゃんの杖、よく見ると…(いずれも提供写真)
おばあちゃんの杖、よく見ると…(いずれも提供写真)

孫が撮影したおばあちゃんの杖が、SNS上で話題になっている。一見すると、エメラルドグリーンの普通の杖。何やら模様が入っているが…。「ずいぶんお洒落だな」と孫が顔を近付けて見ると、意外な柄に孫も大爆笑!その絵柄とは-。

Xに投稿したのは、X名・マザラバさん(@MotherLoverrrr)。26歳の女性で、地元の東北に帰省し、85歳のおばあちゃんとランチに訪れた際、おばあちゃんの杖に目が行ったという。

「この杖、不思議…」。そう思って近付くと、赤塚不二夫さん の漫画「おそ松くん」を原作とした アニメ「おそ松さん」の絵柄だった。背景はエメラルドグリーンで、キャラクターが描かれている。このマスキングテープがぐるぐる巻きにされていたという。

「杖が金色だったらしく、目立つから恥ずかしかったそうです。家で見つけたマスキングテープを、おそ松さんだとは知らずに巻いたみたいです。マスキングテープは私の姉がおそ松くんが大好きで、集めていたものです」とマザラバさんは説明する。

どうやら、おばあちゃんは目が悪く、緑色の小洒落たマスキングテープだと思っていたそう。マザラバさんが「おそ松くんだよと伝えたところ、びっくりしていました!」と話す。

X上に杖の写真と経緯を投稿すると、大反響。「緑と黒で(アニメ)鬼滅の刃の市松模様っぽい」「センスある」「おそ松くんの方じゃないんだ」「遠目では分からないけど実はっての好き」などのコメントが集まった。

おばあちゃんはSNSの反響に驚いていたといい、東北弁で発したのは「なにす!ばやばや…」。「なにす!」は「何だって!?」と驚いた時に使う言葉で、「ばやばや」は「困ったなぁ…」と慌てる時に使うという。「何であの杖が…?といった反応でしたが、面白いって笑ってくれている人がたくさんいたことを知り、嬉しそうでした」と話した。

(まいどなニュース・山脇 未菜美)