東海道新幹線停車駅ごとのビジネスホテル各社の立地状況を比較した図が大きな注目を集めている。
件の図を紹介したのはジオグラフィック航空アナリストのいつかいちくんさん(@itsukaichi_engi)
東横イン、アパホテル、ドーミーイン、スーパーホテル、ルートイン…有名チェーンを比較すると全停車駅に店舗を構えるのは東横インのみ。他チェーンはおおむね横並びという状況のようだ。
いつかいちくんさんにお話を聞いた。
ーーこのテーマに着目した経緯は?
いつかいちくん:普段から多くのビジネスパーソンや旅行客が利用する東海道新幹線ですが、沿線駅のビジネスホテルの立地状況がどうなっているのか、何か特徴があるのか気になってしまい、各駅ごとで調べてみました。
ーー比較図を作ってみて。
いつかいちくん:まず東横インが全駅に立地していることが特徴として挙げられます。自社のHPでも「各駅停泊」と宣伝している通り、こだまと同じく各駅に泊まることが実現できる守備範囲の広さに圧倒されます。
駅ごとで見るとのぞみ停車駅の東京や名古屋、新大阪などは満遍なく立地している印象ですが、のぞみ通過駅では豊橋駅がスーパーホテル以外、4店舗立地しており、奮闘している印象です。名古屋のホテルが高い場合に選択肢として重宝されそうです。
ーー投稿に大きな反響がありました。
いつかいちくん:いろんな感想をいただき、「駅から車移動がありならまだまだあります」とのご意見や「他の山陽新幹線や北陸新幹線で作ってください」との意見も頂きました。他の路線では立地状況に特徴がありそうなので、次回作成してみたいと思います。
◇ ◇
SNSユーザー達から
「こうして見ると スーパーホテル→のぞみ アパホテル→ひかり 東横イン→こだま の停車駅のよう。」
「ドーミーイン、掛川にあるのに浜松や静岡にないのは不思議です…」
「安定感ある東横イン!」
など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。読者のみなさんもぜひ旅行、出張時の参考にしていただきたい。
日々、Xなどでさまざまな可視化マップや航空情報を発信しているいつかいちくんさん。航空系やマイルに関するお得情報を紹介する新ブログ『トラベル交通トレンド分析』も好評だ。いずれも丁寧な調査に基づいた気付きのある内容なので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)