獣医師が教える「正しいだっこの手順」は…※画像はイメージです(One/stock.adobe.com)
獣医師が教える「正しいだっこの手順」は…※画像はイメージです(One/stock.adobe.com)

愛犬をだっこするとき、どのように抱き上げていますか?普段何気なく行っている動作ですが、実は「NGだっこ」があるのだそう。株式会社たかくら新産業「ペットスタイル」の公式インスタグラムアカウント(@petstyle_takakura)が解説し、注目を集めています。

■NGだっこを続けると、ヘルニアになるおそれも…

獣医師の茂木千恵先生によると、ダックスフンドやコーギーなど「胴長」の子、パグやフレンチブルドッグなどの「気道が狭い」子は要注意とのこと。また、シニア犬にとって誤った抱き方はとても危険です。

間違った抱っこの仕方で背骨に負担がかかり続けると、背骨にある椎間板が飛び出し、すぐそばを走っている脊髄神経を傷つける(=ヘルニア)おそれがあります。ヘルニアがひどくなると、下半身が不随になったり、痛くて動けなくなったりすることも…。

【犬のNGだっこ】
・仰向けだっこ
・肩の上に持ち上げる
・脇の下に手を入れて持ち上げる
・後ろ足が垂れたままになる

だっこ=苦しいという認識になってしまうと、だっこを嫌がってしまうことにもなります。そのため、「正しいだっこ」を身につけることが大切だといいます。

【正しいだっこの手順】
①胸の下に手の平を入れる。
②手の平で支えつつ同じ手の肘で骨盤をはさむ。
③そのまま水平になるよう立ち上がる。
④犬の体を飼い主の体に寄せる。→安定感アップ

この投稿には、「物凄く広めたい!!!!」「これ全部やってたんだけど」「知りませんでした。家族にシェアします」など、多くのコメントが寄せられました。

▽出典:株式会社たかくら新産業「ペットスタイル」 公式インスタグラムアカウント/犬のNGだっこ&正しいだっこ