兵庫県の西播磨県民局は2日、西播磨暮らしサポートセンター(上郡町)が、9月下旬に東京都内で開催した移住相談会の参加者41人に対し、全員のメールアドレスなどが見える状態でメールを送ったと発表した。
同県民局によると、同月26日午後5時半ごろ、同センターを運営する委託業者(佐用町)の担当者が、同相談会の参加者にお礼のメールを送信する際、送り先が公開されない「Bcc」でなく、全て表示される「To」で送ったという。
直後にこの担当者がミスに気付き、おわびとともに削除を依頼するメールを送信。情報の不正利用は確認されていないという。
同県民局は「個人情報に関する意識を徹底するよう指導し、再発防止に努める」としている。