「まるでステンドグラス」息子が破ってしまった障子が大変身!? 画家の母の
「まるでステンドグラス」息子が破ってしまった障子が大変身!? 画家の母の"一石百鳥"なアイデアに「この発想はなかった」「かわいすぎる!真似したい!」

子どもにビリビリに破られ、無残な姿になってしまった障子をまるで「ステンドグラス」のようにカラフルで美しい姿に生まれ変わらせた母のエピソードがThreadsに投稿され、1.3万件以上の「いいね」を集めて話題となっています。投稿したのは、画家の栗田知佳さん(@kuritadrawing)。この劇的なビフォーアフターには、「この発想はなかった」「かわいすぎる!真似したい!」などのコメントが寄せられました。

栗田さんの家には障子のある部屋が多く、これまでは子どもが破らないように一部の部屋ではビニールを貼って対策をしていたといいます。しかし今回は運悪く、ビニールを貼っていなかった部屋で"障子ビリビリ事件"が起こってしまったそう。

「障子破りを卒業したと思っていた息子が久しぶりに癇癪を起こし、手の届く範囲の全ての障子をビリビリにしてしまいました」

こうして急遽、修繕を迫られた栗田さん。しかし、この部屋の障子は経年劣化で変色しており、部分的な張り替えでは不自然になってしまいます。かといって、すべてを張り替えるのは手間もコストもかかる-。そんな葛藤の中で、栗田さんは画家ならではのアイデアを思いつきます。

「全部を張り替えるのはめんどくさいし、ちゃんとした障子紙を使うと結構なお値段がする…。そこで、『じゃあ家に大量にある画用紙を使おう!』と、自分の画家スキルと資材をフルに活用しました」

張り替え作業は、まず破れた部分の紙を剥がし、枠のサイズに合わせて画用紙をカット。配置を丁寧に決めたあと、のりで一枚ずつ張っていきました。20枚以上を張り替え、掃除も含めて60分ほどかかったと振り返ります。

カラフルで綺麗に並べられた配色については、「同じ色が隣り合わないように」とだけ娘さんに伝え、任せたそうです。

子ども部屋らしく、ポップで明るい空間に変身した和室。「昼間は日差しを受けて色味が鮮やかに浮かび上がり、夜は照明に照らされて柔らかな雰囲気に変わる」のだといいます。

今回の投稿には、「うちは昔ちりめん生地で張り替えました」「わたしもセリアのキッチンペーパーで…」など、様々な代替案がフォロワーたちから寄せられました。

「画用紙なので光は障子紙の半分も通しませんが、日当たりの強い部屋なので逆に日除け&断熱が出来て、“一石百鳥"なくらい最強の障子です!」