大阪の寿司店「寿司常」発祥で大阪寿司の代表格として知られるバッテラ。
今、SNS上ではそんなバッテラの"皮"が大きな注目を集めている。
きっかけになったのは「いつもバッテラ食べる時思うんだけど表面の透明な皮みたいなのって食べてもいいの?」というタニヒロさん(@tanihiro_0817)の投稿。
タニヒロさんが皮と呼ぶのは、おぼろ昆布を削り出した最後に残る芯の部分である白板昆布。バッテラの風味や食感を演出する上で欠かせないものなのだが…。
SNSユーザー達から
「乾燥を防いだり、昆布の旨味を付ける為にあるみたいです。 今まで気にせず食べてましたが、ちゃんと意味があって乗っかってるそうです w」
「個人的にはバッテラで一番美味しいところだと思ってるw」
「昆布やろ。 グルタミン酸とイノシン酸で旨味の相乗効果や!」
「あれは剥がした方が美味しいのかそのままの方が美味しいのかいつも迷っている 」
「鮨屋です。前の晩から水に漬けてもどして、砂糖、酢で5時間こげないように煮てあげると出来ます。美味しく食べてあげて下さいー」
など数々のコメントが寄せられる今回の投稿についてタニヒロさんにお話を聞いた。
ーーご出身地やお年についてお聞かせください。
タニヒロ:山陰在住で年齢は50代です。
ーーこれまではどうやって召し上がっていたのですか?
タニヒロ:バッテラは昔から好きで皮ごと食べてたのですが、数日前お客様から頂いたシャインマスカットを社員の前で皮を剥いて食べようとしたところ、「皮ごと食べるんですよー」と教えてもらいました。
「そういえばバッテラにも皮があるけど本当に食べて良かったのかな」と思い投稿したところ…何故バズったのかさっぱりわかりません(笑)。
◇ ◇
もしこれまで昆布をはがしていたという方がいたら、次の機会にはぜひ一緒に召し上がっていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)