2007年 あどけなさが残る幼少期のハナさん/ハナさん(@hana_mrh23)提供
2007年 あどけなさが残る幼少期のハナさん/ハナさん(@hana_mrh23)提供

2007年から2025年まで、18年分の自身の写真を時系列でまとめた動画がTikTokに投稿され、「美しすぎて何も言えん」「綺麗を超えて神々しい」などの感嘆の声が寄せられ、11.5万件の「いいね」を集めるなど話題になっています。

投稿したのは、会社員として働きながらモデル活動も行うハナさん(@hana_mrh23)。あどけない幼少期から大人の女性へと成長していく姿に、多くの注目が集まっています。

「タイムラプス風のビフォーアフター動画が海外で流行っているのを見て、自分も過去から今までの写真をまとめてみたいと思ったのが投稿のきっかけです」

動画の冒頭では、無邪気に笑う4歳の姿が-。はつらつとした表情からは、当時の性格がそのまま伝わってくるようです。幼少期は好奇心旺盛で、自然の中で遊ぶ時間が多かったと話すハナさん。ダンゴムシをポケットにたくさん入れて持ち帰ることもあったそうです。

「小さい頃はとにかく元気いっぱいで、男の子みたいな性格でした。外に出て虫や生き物を観察したり捕まえたりするのが大好きでした」

10代の頃の写真は、ハナさん自身が「一番印象に残っている」と語る一枚。当時は反抗期の真っ只中だったと言います。

「表情にも少し無愛想な感じが出ているんですが(笑)、あの時期があったからこそ、今の落ち着いた雰囲気や大人っぽさがあると思います。親には迷惑もかけましたが、必要な時間だったと感じています」

そんなハナさんが容姿に対する意識が芽生えたのは、高校1年生のころだったそう。メイクを覚え、鏡と向き合う時間が増えていったといいます。

「当時は試行錯誤ばかりで低迷期も長かったです。大学生になってモデル活動を始めてから、自分に似合うメイクやファッションを発見できて、少しずつ『なりたい自分』に近づいていきました」

以前は「丸顔や笑うと垂れ目になるところがコンプレックスだった」と話す、ハナさん。しかし今では、チャームポイントとして活かしたメイクを心がけているそう。

「コンプレックスに感じていた部分が、むしろ自分らしさであり武器だと気付けて、今では大好きなポイントです。アイメイクでは垂れ目感を引き立てるデザインを意識し、全体的に“自然体だけど印象に残る”スタイルを心がけています」

近年の写真では、そのこだわりが色濃く反映されています。アイラインや影の入れ方で、垂れ目を強調。ナチュラルなベースメイクは自然体で柔らかい印象を与え、顔の輪郭を生かした髪型で、自分のスタイルを確立しています。

現在は会社員として働きながら、自分の可能性を広げるためにさまざまな挑戦を続けている最中だそう。モデル活動やSNSでの発信もその一環で、今回の投稿も自分を記録して振り返るための一歩でした。コメント欄には「池田エライザみたい」といった声もあり、その透明感のある雰囲気に共感が集まっています。

「社会人経験も大切だと思い会社員として働いていますが、やりたいことはまだまだたくさんあります。これからも新しいことに挑戦し続けて、自分の可能性を広げていきたいです」