17歳 高校時代、キリッとカメラ目線/Kazukiさん(@onepintofbeer)提供
17歳 高校時代、キリッとカメラ目線/Kazukiさん(@onepintofbeer)提供

10代から30代までの自身の写真をまとめた「垢抜け記録動画」がTikTokで注目を集めています。投稿したのは日常のひとコマをSNSで発信しているKazukiさん(@onepintofbeer)。17歳から30歳までの姿を時系列でつなげたこの動画には、「最初からむっちゃイケメン」「これはモテてきたんやろうなぁ」といったコメントが相次ぎました。

ふと昔の写真を見返したことを機に、今回投稿した「垢抜け記録動画」をつくったというKazukiさん。

「歳を重ねて、『自分もだいぶ変わってきたな』と感じたのがきっかけです。アラサーになり歳に見合った格好を意識するようになったので、動画を見てくださった方が、“無理な若作りではなく清潔感のある大人でいよう”と感じてくれたら嬉しいです」

10代の頃は、「まだ自分に合ったスタイルを模索中だった」と語るKazukiさん。17歳から21歳の頃は、モード系ファッションに憧れてモノトーン中心の装いが多かったそう。

しかし社会に出てからは、見た目だけでなく立ち居振る舞いも意識するようになり、「きちんとした自分でいたい」という気持ちが芽生えたといいます。

Kazukiさんは、日々の生活の中で人の所作やファッションを観察することを大切にしているそう。

「男女問わず“きれいだな”と感じる人がどんな努力をしているかを見て、自分に合いそうな部分を取り入れています。大変というより、昨日より少し良くなれたと感じるのが楽しいんです」

26歳を過ぎた頃から、ナチュラルな雰囲気や身だしなみを意識するようになったKazukiさん。

「30代が近づいてからは髪を上げて額を出したり、肌のケアを丁寧にしたりするようになったのが大きな転機でした。年齢とともに雰囲気が変わっていく中で、自分を整えることを大切にしています」

最近では和装にも挑戦し、宿泊先の雰囲気に合わせたコーディネートを楽しむなど、ファッションの幅も広がっています。

13年間の記録をまとめた今回の動画には、多くの反響の声が寄せられました。Kazukiさん自身も「外見を意識することは、自己肯定感や仕事への姿勢にも良い影響を与えている」と実感しているといいます。

最後に、同世代や若い世代に向けてこうメッセージを送りました。

「誰かの真似でもいいし、自分なりの努力の仕方を見つけてもいい。無理なく続けることが、自分の魅力を育ててくれると思います。年齢を重ねながら、自分のペースで輝きを見つけていけたら嬉しいです」