「とある夕方
可愛いフクロウが並びました」
そんなひと言とともに一本の枝にとまるエゾフクロウの幼鳥3羽の姿をとらえた写真が「X」で人気を集めました。大きな瞳とどこかあどけない様子が多くの人の心をとらえました。
撮影したのは「yupi hokkaido」(@yumepirika1007)さん(以下、yupiさん)です。yupiさんは北海道にて動物や風景を撮影しています。
「まだ幼鳥かな 可愛い」
「かわいい~ ずっと見ていられます」
「福が来るかもしれませんフクロウ」
その可愛らしさを称える声が届いています。
実は被写体となった幼鳥たちはきょうだいなのだそうで、
「あれー、兄弟ですかねえ。」
というリプライに
「六羽の兄弟でしたが、色んなことがあり四羽になってしまいました あと一羽下に隠れてます」
と答えるyupiさんにくわしい話をお聞きしました。
■珍しい光景
--どこで撮影したのですか?
撮影した場所は大まかになってしまいますが、道北の森の中です。まだ夏の時期でフクロウの子供もだいぶ大きくなってきたときです。この時は、午前中にも撮影していましたが、暑くて途中で休憩を挟んでから午後もいると良いなと言う軽い気持ちで撮影場所に行きました。
--フクロウたちはきょうだいなのですね。
夕方になると夜行性のため動きが活発で、餌を取る練習などして兄弟で遊んでいるようでした。段々奥の方に進んでいき、急に枝に乗っているのが見えて、フクロウが逃げないように回り込み、枝に三羽いるのを見つけて興奮してシャッターを沢山切っていました。
--この光景を見た時のお気持ちは。
この大きさまで成長した幼鳥が固まっているところは、私はあまり見たことがなく、珍しいと思いました。
--大きな反響がありました。
こんなたくさんの方々に見て頂き、嬉しいのと反響が凄く驚いた気持ちがありました。今までで一番リプライや「いいね」を貰い、皆様には感謝しかないです。
■今、撮りたいのは北海道の晩秋の景色
yupiさんにこれからの季節撮りたいものはありますか、とお聞きすると「今時期になると北海道は秋が終わる頃なので、晩秋を感じるような秋の景色、特にそろそろ道北はカラマツが綺麗になる頃なので、風景ではカラマツが綺麗に撮れるように撮影していきたいです」と話してくれました。
また「それにフクロウも冬用の家にやってくる時期でもあるので、フクロウと残っていたら紅葉をいれた秋らしい写真も撮れたらいいなと思ってます」とも話しています。
(まいどなニュース特約・山本 明)

























