〈ビフォー〉ヨギボーに沈む生後2カ月の頃/ぼんずとぱぱさん(@bonzu_papa)提供
〈ビフォー〉ヨギボーに沈む生後2カ月の頃/ぼんずとぱぱさん(@bonzu_papa)提供

ヨギボーにそっと乗せられた生後2カ月の赤ちゃん。その半年後、同じ場所で撮った“ビフォーアフター”写真がInstagramに投稿され、驚きの声が集まりました。

投稿したのは、育児や成長の様子を記録している「ぼんずとぱぱ」さん(@bonzu_papa)。かつては大きなクッションの真ん中に埋もれるように寝ていた赤ちゃんが、8カ月後には堂々と腰を据えた姿に。まさに“鎮座”という言葉がぴったりで、「王の風格w」「人間ってすごい!」「子供の成長って早いよな」などのコメントが相次ぎました。

投稿された写真に写っているのは、現在1歳4カ月を迎えた、2024年5月生まれの男の子。「沐浴の準備をしてる時、一旦どこかに息子を置きたくて、近くにあったヨギボーに沈めた時の一枚です」と、撮影時の様子をパパさんが振り返ります。

アフター写真はそれから半年後、息子さんと一緒にヨギボーを使って遊んでいる最中に、再びカメラを向けたのだそう。するとそこにはどっしりとした姿勢と、少しすましたような表情の息子さんが-。これには「“赤ちゃん”から“赤様”になった決定的瞬間」というユニークなコメントも寄せられました。

2枚の写真を並べて見た時、「こんなに小さかったっけ!?」と感じたというパパさん。「半年前のことでもだいぶ昔のことに感じるので、子育て中の1日1日の濃さを改めて実感しました」と語ります。

この半年間でとくに成長を感じたのは、「ねんねの変化」だそうです。

「最初は抱っこで寝かしつけていたのですが、なかなかベッドに置けなくて、抱っこしたまま次の授乳タイムを迎えることも多々ありました」

それが今では、「眠たくなったらお気に入りの毛布を持ってきて、ベッドを指差してくるので、寝かせてトントンしてたら寝てくれます」と、すっかりお兄さんに。

パパさんが育児の中で大切にしていることは、「先回りで調べておくこと」だといいます。何が起きても落ち着いて対応できるように備えておくのが、自分たちに合ったスタイルだったと振り返ります。

「子どもが2カ月の時には、3、4カ月の子どもの育児について調べておいたりして、行き当たりばったりにならないようにしていました」

もともとは「子どもが産まれる前は、毎日のようにジムに行って筋トレをしていた」という、パパさん。SNSでの発信を始めたきっかけについて、「子どもが生まれてジムを退会したら運動不足を感じ始めたので、子育てしながらできるような、運動を兼ねた遊びを考えようと思いました。”サボらないように”という自戒の意味も込めて、動画をUPし始めたんです」と話します。

とはいえ現在は「運動の方はとっくにネタ切れして、ただ単に日常の動画をあげておりますが…(笑)」とのことで、育児のリアルな姿を記録する場として継続中なのだとか。

数ある投稿の中でも、特に思い出に残っているのが『モルモットと赤ちゃん』という動画だそう。生まれて初めて動物と触れ合った息子さんの姿に、「目が輝いているとはこのことを言うんだな…というくらい、楽しそうにモルモットと触れ合っている姿がたまらなく愛おしかった」と語ります。以来、息子さんは動物が大好きになり、今でもよく家族でふれあい系の動物園を訪れているそうです。

今回の投稿には、思いがけず多くの共感と反響が寄せられたそうで、「ここまで多くの反響をいただけるとは思っておりませんでしたが、赤ちゃんの成長の早さは、子育て経験者・未経験者に関わらず面白く、そして可愛らしく感じるものなんだなと思いました」と話します。

そんなパパさんに、同じように子育て中の方へ向けてメッセージをもらいました。

「子育てに正解はありません。あるとすれば、毎日一番近くで子どもを見てきた自分たちが模範解答です。周りの声に惑わされず、我が道を進みましょう」