「『ちょっと…あの子遊び方違くない…?』と、うちの猫たちがざわついている」
そんなコメントが添えられた動画が爆笑を誘っています。写っているのは、電動のおもちゃのまわりに集まった4匹の猫。丸い布の下には、先端に紐がついた棒が隠されています。スイッチを入れると、その棒がぐるぐると回り、紐が見え隠れする仕組み。猫の“狩猟本能”を刺激する大人気アイテムです。
このおもちゃを囲んでいるのは、茶白猫の「幸」ちゃん(2歳・女の子)、茶白猫の「華」ちゃん(2歳・女の子)、白い被毛にキジ模様が映える「鈴」ちゃん(1歳・女の子)、黒猫の「乃愛」ちゃん(取材時・生後6カ月・女の子)。
スイッチが入った瞬間、ソファ下に潜んでいた乃愛ちゃんがぴょんと飛び出しました。
動く紐を狙い、勢いよくキャッチ! すると、そのまま紐をくわえて歩き出しーー
おもちゃごとソファの下へ引きずり込んでしまったのです。
唖然と見守る幸ちゃん、華ちゃん、鈴ちゃんの表情はまさにポカーン。
まるで「遊び方がちょっと違う…」と心の声が聞こえてきそうな光景に、2.6万件超の“いいね”が殺到しました。Xユーザー・桃丸さん(@momomaruke)に詳しくお話を伺いました。
■まさかの結末! 「狩りの才能」を発揮した子猫
ーーこのおもちゃで遊ぶのは初めてですか。
「これまでにも何回か遊んだことがあります。乃愛はこのおもちゃをとても気に入っていて、おもちゃが止まると『もっと遊ぶ!』と私のところに来て、スイッチを入れてほしいとアピールしてきます」
ーーこの光景を見た感想は?
「ソファの下に引きずり込まれていくおもちゃを見つめるほかの猫たちの反応が可笑しくて、思わず笑ってしまいました」
ーーこのあと、どうなりましたか。
「ソファの反対側から出てきたおもちゃで、乃愛と鈴が一緒に遊んでいました」
ーー乃愛ちゃんは、どんな性格ですか。
「乃愛は、当初は里親さんを探す予定でした。でも鈴がとてもかわいがって、いつも寄り添っていたので離せなくなり、我が家で迎えることにしました。鈴は親や姉妹とともに保護して一度は家族で里親さんに迎えられましたが、鈴だけFIP(猫伝染性腹膜炎)が見つかり、ひとり我が家に戻ってきたんです。今は乃愛と毎日運動会をして、楽しそうに遊んでいます。その姿を見て私もとても嬉しくなります」
リプライには、思わぬ展開に爆笑する声や、共感のコメントが次々と寄せられました。
「衝撃の展開」
「無双してますね」
「みんなタジタジ(笑)」
「ひとり占め系女子!!!」
「どこ持ってくのー(笑)」
「ハンティングの能力が高い」
「獲物と勘違いして持ってった(笑)」
「めっちゃ外出先で笑いました! どこまで持って行くんや」
「おもしろすぎます…お姉さま猫たちが一歩引いて観察している様子がまたなんとも」
(まいどなニュース特約・梨木 香奈)
























