ふるさと納税の返礼品として、自宅に届いた1ダースの牛乳。箱を開けると、消費期限はまさかの「5日後」。「どうしよう」と頭を抱える女性と、それに追い打ちをかけるように「毎月届きます」と返した夫。そんなやり取りがThreadsに投稿され、話題となっています。
投稿したのは、管理栄養士で料理研究家のShieさん(@shie.labo)です。夫婦のやり取りに対して、牛乳大量に消費できるアイデアが多数寄せられました。
ある日届いた1ダースの牛乳。箱を開けた瞬間、Shieさんの頭をよぎったのは冷蔵庫のスペース問題でした。
「料理を仕事にしているので、『仕事で冷蔵庫を使う予定あったかな?』とまずは今後のスケジュールを思い出していました」
注文者である夫のLINE返信も公開。「しばらく毎月来ます」「配達日、知らされないから不明」というマイペースすぎる内容に、読者からは「絶望過ぎますw」「毎月来ますwwwwww」など600件ものコメントが寄せられました。
夫からのLINEを見た時の心境について、Shieさんは振り返ります。
「マイペースすぎる夫のメッセージが想像を超えてきて吹き出しました。私の仕事がひと段落して余裕がある時だったので、心のゆとりがあったのが幸いでした」
牛乳は北海道厚岸町の「森髙牛乳」。夫がこの返礼品を選んだ理由について、「単純に良い商品だと思ったんだと思います」とShieさん。まずは牛乳そのものの美味しさを味わい、次に料理家らしいアレンジで活用していったといいます。
「ヨーグルトメーカーがなくても作れるカスピ海ヨーグルトの素でヨーグルトを作ったり、メガネストローで子ども達と楽しく飲んだり。あとは、子どもの誕生日ケーキに牛乳寒天の3段ケーキを作りました。寒天部分はほぼ牛乳のみで作ったので濃厚でした。おすすめです」
Shieさんの投稿には読者からおすすめのレシピも多数寄せられました。中でもコメントが多かったという「蘇」については、「時間がなくて作れなかったが、いずれ挑戦したい」と話します。
また、料理家ならではの牛乳の保存テクニックも教えてくれました。
「冷凍による風味劣化が気になる場合は、飲料ではなく調理用に回すのが良いと思います。パックごとではなく、平らにして冷凍すると分離を抑えやすくなります。冷蔵でより鮮度を保ちたい場合はドアポケットを避けて棚や奥側で保存し、注ぎ口を触らない工夫も大切です」
もともと夫は「半年くらい届くらしい」と何となく思い込んでいたそうですが、さらに驚きだったのは、その継続期間です。実はこの返礼品は「1年プラン」で、翌月に届いた牛乳の案内でようやくその事実が判明したといいます。
今後1年間にわたって毎月短期間での牛乳消費を課されたShieさん。今後が気になります。
「特に対策は考えていません。でもさすがにお盆の時などはちゃんと考えないとと思っていますが…。いざとなったら配ります(笑)」
























