近年、「オールドメディア」と言われ続けている「テレビ」。それでも、メディアの中では最も大衆的なメディアとして、テレビが必要と考えている若者もいるのではないでしょうか。株式会社ワカモノリサーチ(東京都杉並区)が運営する10代・現役高校生を対象としたマーケティング情報サイト『ワカモノリサーチ』が実施した調査によると、「若者の気持ちわかってるなぁ」と思うテレビ局は「TBS系列」が1位となりました。
調査は、全国の現役高校生男女792人を対象として、2025年8月~9月の期間にインターネットで実施されました。
調査の結果、「若者の気持ちがわかってるなぁ」と思われているテレビ局ランキング1位は「TBS系列」(36.9%)となりました。
主な理由として、「Snow Manが出てるから」「k-pop系の番組が多い気がする」など、若者が比較的熱狂しているアイドルやタレントが出演する番組が他局より多いと感じているようです。
また、「若い子向けのテレビ番組が多い気がする」「若者の関心を引いているものを放送している」「若者の声をしっかり届けようとしているから」といった声も聞かれたほか、具体的な番組名を挙げたコメントも目立ち、「カウントダウンTVらぶ!」「それスノがあるから」「水曜日のダウンタウンがあるから」などが挙げられました。
続く2位には「フジテレビ系列」(22.9%)がランクイン。「新しいカギが高校生向けのテレビだから」「ドッキリGPがあるから」といった「バラエティ番組が面白い」という意見が中心となったほか、「まあなんだかんだめざましテレビ」「めざましテレビでトレンドを知ることができる」など、番組名が挙げられた中で一番回答が多かったのが『めざましテレビ』でした。
3位には「NHK」(16.8%)がランクイン。令和の現役高校生も幼少時代NHKの「Eテレ(教育テレビ)」を見て育ったこともあり、「いないないばぁがあるから」「おかあさんといっしょ最高」「ピタゴラスイッチが大好きだから」など、Eテレビの人気番組を理由にあげる意見が多く、今でも視聴している高校生もいるという驚きの声もあったそうです。
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【出典】
▽ワカモノリサーチ/令和の現役高校生に聞いた!「若者の気持ちわかってるなぁ」と思うテレビ局ランキング
























