Z世代営業職の8割が飲み会やゴルフなどの「接待に前向き」--そんな調査結果がSALES GO株式会社(東京都中央区)による「営業スタイル」に関する意識実態調査でわかりました。その一方で、"ムダ"だと感じる営業上の慣習やマナーは「対面訪問」が最多となりました。
調査は、全国の20~50代の営業職男女553人を対象として、2026年3月にインターネットで実施されました。
まず、飲み会やゴルフなどの「取引先との接待へのスタンス」を尋ねたところ、「積極的に参加したい」「必要なら参加する」とした前向きな層を年代別に見ると、Z世代(20代)で82.6%、30代で71.1%、40代で65.2%、50代で33.8%と、世代が上がるほど割合が下がる結果となりました。
また、20代では「条件次第で参加する」(12.5%)も含めると9割超が接待参加を受け入れる姿勢を示している一方、50代では「できれば参加したくない」「参加したくない」「接待の機会がない」が合わせて52.5%となり、接待そのものから距離を置く傾向が見られました。
次に、「“ムダ"だと感じる営業上の慣習やマナー」を尋ねたところ、「対面訪問」(40.1%)、「接待」(35.8%)、「手土産」(26.8%)が上位に挙がりました。
これを年代別で見ると、20~40代ではいずれも「対面訪問」(20代58.7%、30代44.9%、40代42.0%)が最多となり、"時間を取られるコミュニケーション"をムダと捉える傾向が見られた一方、50代では「接待」(35.3%)が最多となり、慣習そのものを見直したいと考える傾向がうかがえました。
また、全体の73.2%が社内の雰囲気や取引先から、訪問や接待など「“足で稼ぐアナログな営業スタイル”を求められていると感じる」と回答。
これを年代別に見ると、Z世代は92.7%、30代が86.9%、40代が69.6%、50代が43.9%と、世代が上がるほど割合が下がる結果となり、若い世代ほどアナログな営業スタイルへの期待やプレッシャーを強く意識していることがわかりました。
最後に、「営業成果を出すために必要だと思うもの」を尋ねたところ、全体では「無駄な作業を自動化し、商談に集中できる環境」(52.4%)、「過去のデータに基づく客観的で具体的なアドバイス」(34.0%)、「自分の努力を『数字』で証明してくれる仕組み」(29.7%)が上位となりました。
年代別に見ても、「無駄な作業を自動化し、商談に集中できる環境」(20代64.5%、30代51.4%、40代54.3%、50代39.6%)がすべての世代で最多となっており、特に20代では全体平均を10pt以上も上回るなど、若手ほどムダな事務作業などを減らして商談そのものに時間とエネルギーを割きたいというニーズが強いことがうかがえました。
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これらの調査結果を踏まえて同社は、「AIやDXの進化によって、多くの業務は効率化できる時代になった。しかし、テクノロジーがどれだけ発展しても、人間のやる気や信頼関係、顧客との本音の対話まで自動化できるわけではない。むしろ、AIが進化するほど、人間にしかできない判断、共感、関係構築の価値は高まっていくのではないか」と述べています。
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【出典】
▽SALES GO株式会社/2026年度「営業スタイルに関する意識実態調査」
























