末っ子を抱っこで寝かしつけていたら、4歳の次男がやわらかいボールを投げつけてきた--。
人に向かって物を投げてはいけないと、ややきつめに叱った母親。それから30分ほどたって「もしかして、抱っこしてほしくて投げた?」と静かに聞くと、次男は涙目でうなずいたそうです。
「次男には一番我慢をさせている気がする…」
3人の子どもを育てる女性のそんなX投稿が109万回以上表示され、話題を集めています。 投稿者のめりぃさん(@tz_merry)に、当時のことを聞きました。
■「子育ては後悔が積み重なるよね…」母がつづった思い
めりぃさんは6歳、4歳、0歳の3人を育てる会社員で、現在は育児休業中です。夫が単身赴任のため、1人で3人を育てています。
投稿には、そのときの気持ちが、こうつづられていました。「それでも投げちゃだめなんだけど、どうして投げたのかはわかったから」「子育ては後悔が積み重なるよね。いつか全部拭い去れるかな…」「いついかなるときも正しい対応をするっていうのは、なかなかできない。次男には一番我慢をさせている気がする…」
この投稿には、励ましや共感の声が数多く寄せられました。
「次男くんの気持ちに気付けたあなたは、いい母親です!上手に子育てされてるんだろうと推察します」「ちゃんと向き合ってるからこそ出てくる後悔だと思う…気づけた時点で十分優しいよ」「叱ったあとに『抱っこしてほしかった?』と気づけること自体、深い愛情だと思います。後悔は消えなくても、こうして向き合うたびに優しい記憶へ塗り替えられていくはずです」と、めりぃさんを励ます声が多数。
さらに、「その場では叱ることが必要なときもあるし、後から気持ちを聞いてあげることも大切ですよね」「子どもの行動の裏には、言葉にできない『寂しい』『見てほしい』という気持ちが隠れていることもありますよね」と共感する声も見られました。
■叱ったときの表情が引っかかって…
「普段から次男は末っ子をとてもかわいがっていて、かわいがるあまり眠っている妹にちょっかいを出して起こしてしまうことがよくある」と話すめりぃさん。ボールが飛んできたときも、妹にかまいたくてふざけたのだろうくらいに考えていたそうです。「人にボールをぶつける、まして眠りそうな赤ちゃんの背中にボールを当てることは悪いことだと教えなくてはいけない」という気持ちで叱りました。
ただ、 叱ったときに次男がすねたような、何かを我慢しているような表情をしたことが引っかかっていたといいます。しかし末っ子はすぐにも寝入りそうで、先に寝かせてから次男に対応しようと思ったそうです。
声をかけたのは、それから30分ほど後。テレビを見ていた次男に問いかけると、涙目でうなずきました。「今抱っこする?」と聞くと首を横に振りましたが、それでも抱きしめて頭をなでると、次男は黙ったままおとなしくしていたそうです。
■長男と末っ子の世話に追われ、次男に我慢をさせがちに
長男がこの春から小学生になり、親子とも初めてのことばかり。支度など一緒にやることが多いといいます。末っ子はまだ小さく、手が離せません。次男は4歳にしてはしっかりしていて、トイレや着替え、食事などは自分でできます。「悪いと思いつつ、1人でやらせてしまうことも多い」といい、抱っこしてほしいと言われても、家事や末っ子の世話でできない場面も多いそうです。
加えて次男には、抱っこしてほしい、ママに着替えさせてほしい、甘えたいと思っても、その場で言えずにため込むところがあるといいます。気づかないときにも、何か我慢しているのだろうと感じています。
「叱る前に、どうしてそんなことをしたのかをみてあげないといけなかったな…」と反省するめりぃさん。投稿したのは、自分の気持ちを整理して、次は叱る前に気づいてあげたいと思ったからでした。たくさんの励ましの言葉をもらい、「これからより頑張ろうという気持ちになりました」と話しています。
(まいどなニュース特約・山岡 もと子)
























