東京都板橋区の商業施設「志村ショッピングセンター」に長年張り出された注意書きの由来が、SNS上で大きな注目を集めている。
「ななすけマル秘情報 志村ショッピングセンターに20年以上貼られていたこの注意書きの“手すりに腕がはさまれたお子様”は私」
と名乗り出たのは、ななすけさん(@nanasuke_55)。
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<お子様をお連れの皆様にお願い>
エレベーター内の手すりにお子様の腕がはさまれる事故が発生しました。
保護者の方はご注意下さいませ。
店長
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こんなふうに書かれた注意書き。いったい、どんな経緯があったのだろうか?
ななすけさんにお話を聞いた。
--事故にあった経緯は?
ななすけ:5歳ごろの話なので細かい記憶は曖昧ですが、エレベータに乗ってる際に幼さゆえに好奇心でべたべた手すりを触っていた最中の話だったと思います。気付いたら、ひじがすっかり抜けなくなってしまって指先まで真っ赤になり、周りに何十人もの人が集まってきたのを覚えています。
痛みよりも、人がたくさん集まってくる、ただことではない雰囲気が怖くて泣いてました。
--どのように救出されたのでしょうか?
ななすけ:その後、恰幅のいい男性客がショッピングカートを持ってきて、その持ち手で手すりをこじ開けて助けていただいたという流れです。
その後、店長さんが謝りにきましたが、うちの親は「こちらの不注意で迷惑かけてすみません」と平謝りしていました。
余談ですが、高校生のころは志村ショッピングセンター内でバイトしてました。生まれから今に至るまで、面倒見てもらっている施設です。
--その事件から、この注意書きが張り出されたわけですね。
ななすけ:事故の直後から、結局つい最近まで貼ってありました。20年は掲示してあったと思います。子供のころは得意げになって、「あの張り紙はわたし」と周囲に吹聴しまくり、通知表にも「手すりに挟まった話を楽しそうに何度も話している」と書かれたほどです。
当時の友達があのツイートを見たら、アイツまだこのエピソード引っ張ってんのかとあきれると思います。
--投稿に対し、大きな反響がありました。
ななすけ:地元の人にちょっとウケるかなくらいの気持ちで投稿したら、すごい話題になってびっくりしてます。手すりに挟まることって、そんなにおもしろいでしょうか。
しかし、今回話題になったことで、日本中のいろいろな人から「わたしもここで怪我して以降、注意書きが貼られてしまった」的なエピソードが集まって楽しかったです。
◇ ◇
SNSユーザーから
「すげー 20年子供の安全を守ってる」
「店長さん、オトナになったななすけさんをそっと見届けておはがしに......ご卒業おめでとうございます。」
「当時の店長さん的に、対応やその後の報告など、よほどトラウマ的な事故だったのかもですね 今も変わらずお店を利用していて、YouTubeで元気に活躍している姿を見たら、きっと喜んでくれそう」
など、数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。
“お子様”だったななすけさんは現在、街歩きYouTubeチャンネル「ななすけの散歩録」で活躍中。11月4日には著書『東京散歩録』(KADOKAWA)も発売されるので、興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)























